ヒーリング コスモス パロール TOP
  02/2007
  私に出来る事を精一杯やろう  
YH さん
 
最初に先生から
「あなたの手に、一番大切なものをのせます。
  ・・・はい、のせました。 何がのっていますか?」
と言われて直ぐに、長さ20cmで先の尖った水晶が見えました。
一本ではなく、一番大きくて太い水晶の周りに 細い数本の水晶がくっついている、かなり鋭い感じのする水晶でした。

それを持っていたのは 50代の神父。
名前はヨセフ。(前世の自分)
ヒゲをたがやし、白人ぽく、髪は天然パーマで長めでした。
身長は180cmを越える長身で、自分の肩くらいまでくる長さの杖を持っていました。
ヨセフにとって一番良かった時代まで遡るように促されると 10代の後半にまで遡りました。
家の裏側には森か林があって、家の前は広い野原と高くそびえる山が見えました。

ヨセフは家の前にある井戸水を汲んで、家事の手伝いをしていました。
一緒に住んでいたのは妹とおばあちゃん。
両親は共に早く亡くなってしまい、3人は自然と一体になったかのように、穏やかに過ごしていました。

先生から「家族の中で、今、生まれ変わってきている人はいる?」と聞かれると、直ぐに会社の友達の顔が浮かんできて、なんと友達が私の妹だった事が分かりました!
そして一緒に住んでいたおばあちゃんは、現世で私の父方の祖母。 現在は既に亡くなっています。
私にとって友達との学び、現世の祖母との学びは終了しているので、今後出会う事はないという感じがしました。

また、私の上司がヨセフの父親だった事もわかりました。
現在の上司は父親の時早く亡くなってしまって、親として子供達の世話をしてあげられなかったという思いから、今世ではギャーギャー言いながらも、友達と私の味方のように動いて下さっていたのです。
そして私が上司に頭に来たときに平気でシカトができるのも、昔々は親子関係だったから。

ヨセフは完全な霊能者で、妹も結構敏感な人でした。

ある日、ヨセフは神からイタリアに行くように告げられ、一言、妹に言い残して行けばいいのに、何故か一言も言い残さずにフラッと家を出たまま戻りませんでした。

残された妹は普通なら心配と怒りに襲われるのに、ヨセフの事を良く分かっているのと、自分の霊感でヨセフの行動がどういう意味なのか分かっていたので、全然怒っていませんでした。
そして、おばあちゃんの面倒を一人でみていました。

妹に何も言わずに出て行ってしまった事がずっと心にひっかかり、その思いから私は今の会社に勤めるようになったようです。
そして友達の気付きをサポートする役となっています。

ここで私の今世での両親が「ずっと抱いていた謎が解けた」といいました。
現在の私の名前を付けるとき、祖父が名前に「子」を付けると「世界中を飛び回って家に帰ってこない人になる」ということで、私の名前には「子」を付けないことになりました。
無意識に一度家を出たら、鉄砲玉のように飛び出して帰ってこないという性格を抑える事になったのです。
しかし、私は家を出たいという欲求に駆られ、20代までは何度も親子喧嘩をしていました。

ヨセフは導かれるままに、家から見えた高い山を越えてイタリアへ行きました。
(恐らくヨセフはスイス人だったと思います。)

ヨセフは 1ヶ月かけてイタリアに行き、最初はイタリアの市場のような場所で人々と仲良くなりました。
ヨセフはとても気さくな性格で、皆がよくしてくれました。
当時はお酒を飲める体質だったようで、街の人たちと話をする時は完全に溶け込んでいました。
(今世の私はお酒に弱い体質です。)

ヨセフは少し高台にある教会へ行き、修道僧になりました。
聖書を学び、賛美歌を歌い、お祈りをする毎日。
しかし神と交信ができ、神から「本当の宇宙の仕組み」を聞かされていたヨセフは、徐々に聖書には間違いが多い事に気が付きます。
「本当の事を広めたい!」
しかし、そう思って行動しようとするたびに 神が現れて「早まってはいけない!」と止められました。

なぜなら当時は魔女狩りが行われており、それによって捕らえられ迫害を受けた人が本当に多く、他の教会にいる顔見知りだった修道僧や神父、シスターが悲惨な死をとげていたからです。

魔女狩りで犠牲になったシスターの中には、現在同居している祖母もいました。
かなり深い心の傷を負ってしまい、その傷を癒そうと何度も生まれ変わってきているようなのですが、傷は癒えないまま今世まできてしまいました。
祖母の性格には問題があり、自分を守るために嘘を重ねる癖があります。
祖母の性格がゆがんでしまった根底には、魔女狩りがありました。「本当の事を言っているのに、迫害を受け最後は殺されてしまった・・・」
そのショックから心を閉ざしてしまったのです。

私が祖母の孫として生まれてきたのは、
私が目覚める事によって、過去世で目覚めていたにも関わらず、その心を閉じてしまった祖母の魂の傷を癒し、亡くなるまでの間に再び目覚めさせるためでした。
そして実際、祖母は最近になって色んな事を理解し始めています。
性格も穏やかになり、以前と比べると訳の分からない事を言わなくなってきています。 そして私が先生のセッションを受けて帰宅すると、更に祖母の雰囲気が穏やかになっていて、顔の表情も明るくなっていました。

ヨセフがいた教会では、霊感の強い後輩達 10人ほどがヨセフを慕っていて、皆で受け取ったメッセージや気付きについて話しをしていましたが、決してメモに残す事はありませんでした。
その代わり「見えないメモ帳に書いてある」と教えてくれました。
それは「魂」なのです。

時々ヨセフは街へ降りて行き、街の人たちと酒を交わしながら話をしました。 街の人たちの中にもヨセフを慕う人がいましたが、その人は現在生まれ変わってはいますが、まだ出会っていないようです。

教会の方針では聖書は絶対のものなので、ヨセフは教えが間違っていると分かっていても、教会のトップに従うしかありませんでした。
教会のトップ、もしくはそれに続く偉い人が、現在の私の直上司でした。頭が固く、全く霊的な気付きのない人で、間違いの多い聖書を「絶対」としていました。

彼に「本当の宇宙の仕組み」を理解させることは不可能でした。
もし、ヨセフ他 10人に神が見えている事が知れたら、間違いなく通報されて捉えられえしまったでしょう。
ヨセフ達は黙って従うしかなく、教会では表向き 完全なクリスチャンでした。

ヨセフが「間違い」を「間違っている」と主張する事ができずに、ただ従うのみだったことから、今世では部下から「間違っているものは間違っている」と指摘される状態になっているようです。
面白いのは、その直上司の上司が、先程登場したヨセフの父親なのです。

ある日、教会は火事になり、ヨセフを慕っていた 10名の中にも犠牲者が出てしまいました。 ヨセフ達は行き場をなくしてしまい、ヨセフは旅に出ようと決意しました。
そしてその旅には、3人の後輩達が「自分も行く」と申し出てきてヨセフについてきました。
その 3人というのが私の今世での両親と妹です。 3人はヨセフよりも 20〜30歳も若い後輩でした。

ヨセフ達の旅は体力的に厳しいものでした。
雨が降ればまともに当たり、風が吹けばそれを全身で受け、寒くて仕方がない時は 4人で身を寄せて寒さに耐えました。

この事で私たち家族は魂の絆が強くなり、現世でも私の事を信頼してくれている事が分かりました。

旅の途中でもヨセフ達は神からメッセージを受け取り、将来、再び生まれ変わって地球に生を受けた時に「本当の宇宙の仕組み」を伝えられるよう、「見えないメモ帳」に書き記していきました。

中でも今世の父の決意と使命感はもの凄く強く、今のように時代がスピリチュアルな方向へ進み始める前から「自分は地球を救うために生まれてきた」と断言している人です。

ヨセフは神との交信で、自分の寿命が分かっていました。
また、ヨセフは再び自分が生まれ変わる事を知っていたので、全く死を恐れていませんでした。
後輩達もヨセフの寿命は分かっていて、ヨセフは後輩達が見守る中、フランスの山の上で膝を付いて座り、両手を組んで空を見上げ、
そして遠い遠い前世である女性の天使が、小さな 2人の天使と共にヨセフを迎えにきました。
ヨセフの体から少しずつ魂が離れて行き、ヨセフは前世である天使たちと共に魂のふるさとへと帰っていきました。

大気圏をあっという間に抜けて宇宙空間へと出ました。
はるかかなたに宇宙の中心が見え、オレンジ色に光り輝いています。

その場所の名前は「Sun」
しかし、太陽ではありません。
太陽ではないけれど、Sunという所が私のふるさとです。
外見もオレンジ色ですが、中もオレンジ色です。
ふるさとに帰ると、皆が出迎えてくれました。
上を見ると小さな天使が飛びながら遊んでいて、なんとそこには女神もいます。
このSunというところでは、女神も人間も天使もみんな同格で、地球では常識となっている神を特別視する事もないようです。
ただ役割が違うだけ。

ヨセフはふるさとに帰ってから、すぐに仕事にとりかかりました。
休んでいる暇はないようです。 神や女神、天使たちと会議を開き、これからの計画を練っています。
ヨセフ達がしている仕事、それは宇宙計画を遂行すること。

そしてヨセフが地球に生まれてきた理由は、宇宙計画を遂行するうえで地球に問題があるから。
「地球をなんとかしなければならない。」
そしてヨセフがやり残したと思っている事、それは地球上の人々に「本当の宇宙の仕組み」を伝える事。
でも、ヨセフが生きた時代は、「本当の宇宙の仕組み」を伝えるにはあまりにも時代が早すぎました。
神はヨセフに無残な死をとげてほしくないので、ヨセフが行動を起こそうとする度に止めました。

そして時代は移り、ヨセフがやり残した仕事は私に託されました。
もし私が 10年前に 30歳だったら今は 40歳になっていて、結婚して子供もいるだろうから、私にあまり大きな仕事を託す事はできませんでした。
また、もし私が10年前に 10歳だったら、現在は 20歳で人としての学びの途中にあるため、到底大きな仕事をこなす事は不可能という事になり、私はこのタイミングに 30歳となるように生まれてきました。

現役でスピリチュアルな活動をしている人の中には、私の現在の霊的能力が結構活性しているように見える方々がいるにも関わらず、私が実際に幽霊等をあまり見ないのは、余計な霊現象で私を悩ませたくないからのようです。
私がする仕事の中には、私の祖母のように過去世で目覚めていたにも関わらず、魔女狩りなどの迫害にあい、心を閉ざしてしまった人たちを再び目覚めさせる事も含まれるようです。

一度心を開けば、目覚めていた当時の事が魂に刻まれているため、かなりの即戦力となって、急速に地球は癒されていくようなのです。
そしてヨセフからメッセージをもらいました。

<ヨセフからのメッセージ>

「何かを叶えたい時は、外の神に頼むのではありません。
 神様は私たちの内側にあるのです。
 そして、生命あるものは動物も植物も人間も全て一つの魂なのです。」

「このあいだ、ペンデュラム
(注:振り子様の錘)をプレゼントしたでしょ。それを活用しなさい。」

(先生のセッションを受ける数週間前に、確かにヨセフが現れてペンデュラムをもらいました。)

「焦らなくても大丈夫です。
 もう少ししたら、神とも天使とも顔を見て話をする事ができるようになるから。
 でも、まだ早いから、もうちょっと先です。
 時が来たらあなたの前に現れるでしょう。
 Sun にいる全員があなたを守っています。」

数ヶ月前、私は女神様に「投げ出さないで。あなたにはやらなければいけない事があるのよ。」と叱られました。
地球を浄化するリアルな映像も見せられました。
でも「どうして私なの?」という謎が解けませんでした。
なぜ、1年ほど前から突然ただの霊現象ではない現象が起きるようになったのかも、今回セッションを受けさせていただいた事で分かりました。

まだ何をどのようにして、ヨセフがやり残した事を実行したらよいのか、そして本当に私に仕事ができるのか分かりませんが、これから私に起こる不思議現象を素直に受け止めようと思います。
そして私に出来る事を精一杯やろうと思います。



 いま地球に生まれた意味、そして周りの人々との繋がり、いろいろな謎が解けましたね。
すべて自分の中にあり、準備ができたときにそれを受取る事が出来ます。
YHさんが気づくときに周りも動き始めます。
YHさんの身の回りに起こっていた事も納得ですね。
これからも体験し行動していくことで、もっとたくさんの事が明らかになっていくことでしょう。

                        (れもん)