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  06/2006
  タヒチへの想い  
SAさん
 ヒーリングの後、先生から「このあとの時間のほうが、気づく事が多い」という言葉をいただき、でも、ちょっと自分でもあまりに考える事が多くてボーっとしていたのですが、その夜ある大事な事に気がついたのです。

私は去年の初秋ごろ、不思議な夢を見ました。
明け方頃の時間帯だったので、とてもよく覚えていました。
その時の夢が、今回のヒーリングと、とても強い関係があったのです。

そのころ私は自分の周りに起こるさまざまな出来事に疲れていました。
ちょうどその時、たまたま本屋さんに立ち寄りました。
そして、まったく買う予定のなかった本を手にしたのです。
白河伊都子さんという方が書かれたスピリチュアルの本です。

その本を読み、自分を常に守ってくださる存在があるという事や、
どのように生きていけば幸せになっていくのかというような事を学びました。
生まれて初めて知る事ばかりでした。
その本を読んでいて、私の事をいつも見守ってくださる方はどんな方なんだろうと、純粋に思い描こうとしました。でもわかりませんでした。

その後しばらくしてから、その不思議な夢を見たのです。
夢の中で、私はある大きなお店にいて(素敵な洋服屋さんでした。)、
ぶらぶらと好きな洋服を見て回っていました。
でもなんとなく、いつもすぐ後ろに誰かがいるような気がするのです。
というか、私の後で洋服を見て回りながら(ふりをしながら)私についてくるような感じがしました。
私は気にしないようにして、お店の中にあるらせん階段を降りていきました。
シャンデリアがきらきらしていて、すごく明るくて(普通の洋服やさんなのに)とてもきれいだったのを覚えています。

下の階はアクセサリーがおいてあって、私はガラスのショーケースをのぞいていました。
すると、ずっとついてきたその人も、私の隣に止まってショーケースを見ている気配なのです。
たまたま私と同じモノを見たい人なんだなと思いつつ、ずっと私の後をついてきていたので、少し不快な感じが否めなかったので、どんな人なのかちゃんと確かめようと彼女を見ました。
すると、彼女も私を見ていました。

歳は60代から70代ぐらいで、ふわふわした洋服を着ていて、とにかく印象的だったのが、白髪混じりの黒髪の超ロングヘアー(!)と、すごくきれいな緑色のアクセサリーを身につけていた事です。
そして、私をじっと見つめていて、目を離さないのです。
すごく強い眼力で、私の方が怖くなって目を逸らしてしまいました。
夢はそこで終わってしまいましたが、その彼女の事が頭から離れず、気になっていました。

夢を見た後、何日かしてから私は初めて気がついたのです。
「私は、私の事を見守ってくださっている人に会ってみたいと、望んでいたんでしょ?!」と。
夢の中のその彼女がまぎれもなく、その存在だったのに違いないと、何日もしてから気がついたのです。

そして、先日、6月9日。
私は先生とのセッションの中で「タヒチ」という場所を口にしました。
私が気がついたとても大事な事は、半年前の夜、私が夢で見た彼女の髪型や顔立ちが、タヒチに住むポリネシアン人の容貌そのものだったということに気がついたのです!

夢を見たときの私は、夢の中の彼女は日本人だと信じて疑っていなかったのですが、というか、どこか別の国の人だとか考えもしていませんでした。
たまに思い出すと、日本人にしては独特の髪形だし、雰囲気も何だか違う感じだなあと思っていました。
でもそれは、気がついた今だから思う事なのです。

会いたかった過去の私に、私はすでに夢の中で会っていたのです。

セッション中、先生にお伝えしなかったかもしれませんが、先生のお部屋で私の見ていた映像の中で、たまに南国風の柄の布がいつも部屋の中や、いろんなところにあることに気がついていました。
今で言うアロハシャツの絵柄のような、布です。
あのプリント柄はそもそもタヒチやそのあたりのポリネシアの島で生み出され、ハワイに移住した人たちによって発達したそうです。
ちなみに、「冒険」に行って帰ってこなかった前世の夫は多分、ハワイなどの新天地を求めて旅立って行ったのだと思います。

先生、私、2ヶ月ほど前に突然自宅の玄関のカーテンを替えたくなって、布を買ってきて自分で縫ったのですが、まさにそういう柄を選んでいるんです!
先生のヒーリングの日まで、私の中ではタヒチってどこにあるクニだっけ?っていう程度の場所だったのですが、一気に身近に感じるようになりました。
とはいっても、オーストラリアよりずっと遠くて、直行便も週に1便で、11時間以上かかるそうです。
でも、タヒチのどの写真を見ても、口では言い表せないほど美しい風景なんです。
それでもって、ものすごく「懐かしい」!!

私が振り返る事ができた「サリー」は、夫や子供を心から愛していました。
でもいつも誰かを待っている存在で、寂しい思いをいつも抱えていました。
「どこにもいかないで、私のそばにずっといてほしい。」と言えなかった。
そして、実は今生の私もそうなんです。
正直に自分の気持ちを伝えられない。
こうしてほしいのに、それを言っちゃいけないと考えてしまうのです。
そして結局、そのことが自分を不幸にしてしまうのです。
何度も経験しました。

だから、前世の私が「強く生きなさい」と教えてくださったのでしょう。
ところで、前世が、その人の守護霊になってくださる事もあるのですか?

半年前の夢の中での女性が身につけていた緑色の石を、それからずっと捜し求めていました。
石屋さんを通りかかるたびに立ち寄ってみたのですが、ぴんとこなくてあきらめかけていたのですが、最近みつけました。
クリソプレーズという石です。深すぎず明るすぎず、とてもきれいな色合いの緑色です。

これから、サリーが教えて下さったように、強く自分の道を求めて生きていきたいと思います。

そしていつか、必ず故郷のタヒチに行ってみたいです。
悲しい前世の思い出がある場所ですが、行って大丈夫ですか?

先生が与えてくださったチャンスで、私は私をやっと知る事ができました。
まだまだ知りたい事はありましたが、焦らず過ごしていきたいと思います。
そしてまた、自分を知りたくなったら先生のところに寄せていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。


SAさんの体験された前世が、前から感じていた事と繋がりましたね。
自分の前世の人が、今を守っている事もあります。
でも、今は光の中から守ってくれていますから、より強力ですよ。
タヒチはとても美しい島です。海も透き通る水色に輝いた素敵なところです。
悲しみや寂しい思いをして、正直に自分の気持ちを伝えることのできなかったサリーは癒されました。
そして、家族を心から愛する強く生きる力が、SAさんの中に残りました。
前世は浄化されていますから、出かけて行っても大丈夫ですよ。
強くなったSAさんを、美しい島は喜んで迎えてくれる事でしょう。

                          れもん