ヒーリング コスモス パロール TOP
  11/2006
  絡みあった糸がほぐれて  
MMさん
 
ホームページから流れてくる音楽が心深く感じ、ここでセッションを受けてみたいと思い予約しました。

初めて前世を見ました。

ヒーリングルームに入り色々話しているうちに胸が苦しくなってきましたが、前世ヒーリングをしていくうちに心開く感じがして、その苦しさもなくなっていきました。

私がみたものは・・・・、
石造りの建物の中で床に向かって祈りをささげている、白い衣服と白い布を巻いている夫婦二人の姿でした。
自分はその姿を横から見ている感じでした。

もう少し前の時間に戻ると、
大きな城のような石造りの中の階段で遊んでいる、小さな男の子がみえました。
それが、私でした。
6歳ぐらいで名前はジョディ★
とても遊び盛りでやんちゃな子供だったみたいです。

父親はヒゲをはやしており、母は真ん中から髪を分け束ねている姿が見えます。
歴史は古代イスラエルのようです。
自分は遊んでいる姿しか殆ど頭に浮かびませんでした。
あと、妹かわかりませんが、手にはろうそくのような明かりを灯すものを、夜、いつも持っているかわいい女の子の姿もみえました。
名前はわかりません。

石造りのお城のような家の光景の次は、はじめに見た祈りを捧げている夫婦の場面に戻されます。
ヒゲをはやした父と母です。
床の四角い形をした石の上に、赤い花を父が添えて祈りを捧げていました。

そのとき、『これは僕の墓です、僕は死んでるんだ! 死んだのを知らなかった!』 と声をあげて言ってしまいました。
自分の墓だったのです。
胸の奥からこみ上げる震えと悲しみと、目からは止めども無く涙が流れました。

ヒーリングが続くうちにわかったことは、
ジョディは城の中で遊んでいるときに、敵が侵入し槍で殺されたようです。
あまりにも無防備で突然のことでしたので、自分が死んだことがわからなかったようです。
天国には行けず、自分の墓の前から動けない状態だったようです。
そのときの両親が今の両親です。
幼い子供を亡くした両親の悲しみは、いつの時代も深い悲しみに包まれると思います。
両親の思いの深さが、今の家族となってよみがえったのかもしれません。

私は今まで、二度死にそうになったことがありますが助かっています。
自分は両親より早く死んでしまうのではないか・・・と不安になったこともあります。

でも前世での出来事を確認できて、この不安は前世で早く命を亡くしたジョディの思いと、両親の悲しみと苦しさの思いが関連していることに気付きました。

あらためて、親子の絆と家族の大切さを深く感じとりました。

ヒーリングが終わった次の日に、バラの花9本とカーネーションの花を買って家の居間に飾りました。
過去に両親が自分の墓に花を置いて祈りを捧げてくれたその思いの浄化と、
自分が死んだこともわからず成仏できていなかったジョディに、
そして世界の平和のために、ささやかながら花を買って飾りました。
両親も花を飾ったことを喜んでいました。

初回のヒーリングで気づいたことは、
今以上に自分の親を大切にしようという気持ちでいっぱいになりました。
あと、とりとめない不安が消えつつあります。
よかったです! ありがとうございました。



いつの人生においても 親子の絆と家族の大切さは変わりません。
ジョディは深い愛に包まれて育ち、やんちゃで可愛い男の子でした。
あまりにも突然で死んだことさえわからなかったジョディも、今は光の中で穏やかに癒されています。

MMさんはご両親を選んで生まれてきました。
たくさん甘えていいんですよ。
今の幸せを大切に、ご両親との時間を大切になさってください。

                      (れもん)